今日は長男の話。
9月に入ってラグビーの秋季大会が始まり盛り上がりを見せています。
長男のチームは予選プールを2連勝し、順調に思えたのですが、予選プール最終戦で敗戦し、決勝トーナメント進出を逃しました・・・・・。
気持ちを切り替え、5位を狙った戦いが始まったのですが、長男のチーム状態に暗雲が・・・・・。
体調管理に失敗した長男
ラグビーの公式試合は安全も考えて1日1試合と決まっています。
毎週日曜日に試合があるため、次の試合は1週間後の日曜日。
試合の疲れを残すことなく、次の試合に向けて体調管理をしなければなりません。
しかし、この時期の体調管理は難しい💦
まだまだ陽光がさす昼間は暑いものの、朝晩は涼しくなり秋を感じる季節です。
長男は代謝がいいのか、すぐに「暑い、暑い💦」と言ってエアコンを使用しようとするのですが、この時期になると、寝る時にエアコンは必要ありません。
窓を開けるなりして寝るように言ったのですが、一つ忘れていたことで長男は体調を崩します。
長男が体調を崩した原因、それは扇風機です。
エアコンを使用しないことで、暑いと思った長男が寝ぼけながらに扇風機を使用し、風量を強にして朝まで、直当たりの状態で寝ていたのです。
仕事の関係で早く起きる旦那さんが、早朝、長男の部屋から扇風機の音が聞こえたことで、部屋をのぞくと、先に書いた状態になっていたのでした・・・・・。
旦那さんはすぐに扇風機のスイッチを切り、それに気が付いた長男。
旦那さんが「扇風機の風をまともに当てて寝たら体調崩すよ」と伝えると長男は大丈夫といったそうですが、それからの長男、明らかに体調を崩していました。
元々、アレルギー性鼻炎を持っているのですが、日々の疲れで免疫を下がっていたのか、鼻水をズルズル出して呼吸が苦しそうでした。
耳鼻科に行った結果、一過性の副鼻腔炎との診断でした。 薬を処方してもらいましたが、それから暫くして咳も出始めてしまいました。
そして試合当日、軽く咳は残っていたものの、熱はなく、一定のレベルまで体調は戻っていると感じましたし、本人も「もう大丈夫」というので、予定通り試合には送り出したのです。
長男チームが先制‼
試合が始まると、長男チームは最初から押し込み、先制トライを奪います。
先制点を挙げたことで、長男チームにも勢いが出たことは出たのですが、相手チームも全国経験のある強豪チーム。
数分後にパスを回され、隙間ができたところを突破され、あっさり同点とされます。
そして前半も終盤に差し掛かったところで、長男の異変を認めます。
この時点で、両膝に手を突き、明らかにバテている様子を見せたのです。
相手チームも強豪で、これまでとは違ったプレッシャーも感じていたとは思いますが、それにしてもバテるのが早い💦
やはり、試合までの体調面の調整ミスが如実に出てきたのです。
長男はチームの中でもスタミナはある方で、試合終了までは走り切ることができます。
しかし、チームとしてはスタミナが課題で、走り負けることで試合も負けている時が多いチーム
普段、走り切る体力を持つ長男の調子が悪い事もあって、チーム全体に疲労が見え始め、相手のランをとめることができず、どんどんトライを奪われます・・・・・。
やっと試合が終了したときには、大差がついており、長男チームは破れ、5位の可能性も散ってしまいました。
まだ来年がある‼と思った矢先の・・・・・。
試合に負けたことについて、いつまでも引きずる訳にはいきません。
来年の準備を始める必要がありますし、長男達も気持ちを切り替えて、更なるパワーアップを目標にしてもらいたい‼と思った時に、長男の同級生がチームを離れることをメンバーに伝えます。
今回チームを離れることになった子も、中学生にしては身長が高く、将来が期待できる子だったのですが、以前から痛めていた腰が思うように完治することができず、ラグビーを諦めるしかないということでした・・・・・。
歯止めが利かない退部・・・・・。
長男が現チームの門をたたいたとき、同じくチームに入ってきた同級生は数十名いました。
これだけの同級生がいるのだからレギュラー争いは熾烈だなと、最初の頃は思ったものです。
しかし気が付けば、長男の同級生は8人程度まで減っていたのです。
練習についていけなくなり、志半ばでチームを離れた同級生。
将来を見据えて、もっと強いチームに移籍した同級生。
ケガやタックルに行くときの恐怖感に悩み、チームを離れた同級生。
などなど、色々な形でチームを離れる子がいたのです。
もちろん我が家でも、移籍という言葉は頭の中にこびり付いて離れませんでした。
我が家でも、長男と移籍について話したことがありますが、長男の答えは移籍ノーで、今のメンバーで頑張っていきたいという回答でした。
しかし、長男の同級生のチーム離れは深刻です。
あれほどいた長男の同級生は半分以下の8名しかいないのです。
中学生ラグビーは12人生ですが、長男の同級生だけではチームを編成できることができず、まだまだ体の出来ていない下級生をメンバーに入れる必要が出てきたのです・・・・・。
このようなチーム状態なので、長男のキャリアは厳しい道なのかもしれません。
しかし長男も含めて、残った同級生の皆との関係はありがたいことに最高の関係と言えます。
下級生との混成チームにならざるを得ませんが、各個人が個々でレベルアップし、少しでも上の景色を見てくれればうれしいです。
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