さん太郎の平日休み

映画

つい最近、さん太郎の学校で土曜日参観日がありました。

その補填の意味で、さん太郎の学校では月曜日が休日となりました。

しかし、父も母も月曜日が仕事です。

小学生の子供を朝から一人にして家を離れるのは問題です。

ということで、その日、父が仕事を休むことになりました。

あらかじめ早めに知ることができたことから、父が上司に相談したところ、休みをいただけたということです。

昔と比べて、育児に関する理解が深まってきていると思いましたね。

父は平日に休みをもらえたことで、以前から聞いていた、さん太郎の希望を叶えることにします。

その希望とは、大阪にある海遊館に行くことです。

実は父も海遊館に行くのは久しぶりだったので、さん太郎の希望を叶えつつ、父も休日を楽しもうと思っていたのですが、残念ながら父と さん太郎が海遊館に行くことはありませんでした。

では、父とさん太郎が過ごした平日休みの内容について書いていきたいと思います.

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生き物好きな さん太郎

さん太郎は、生き物が大好きです。

動物はもちろん、以前にも紹介したウツボカズラなど、植物にも興味を持ち始めてます。

家には動物図鑑や恐竜図鑑、昆虫図鑑もあり、危険生物の図鑑もあります。

あまり見かけたことがないクモや虫を見つけると、さん太郎は図鑑を使って虫の名前を調べたりしてくれます。

さん太郎は水の生き物についても興味を持っており、家の近くにある小規模な水族館にはよく行くのですが、何回も行き過ぎてる上、館内も狭いため、どこにどんな種類の生き物がいるのか、覚えてしまったのです。

ん~、これはもう少し大きな水族館に連れて行ってあげないと、と思っていると、テレビで海遊館にいるジンベエザメが紹介されているのを さん太郎が見かけます。

ジンベエザメの大きさが気になったのか、さん太郎は

海遊館に行きたい!

と言い始めます。

海遊館と言えば、昔、父も母も両親に連れられて遊びに行ったことがありますし、父と母が知り合ってからデートで訪れたことがある思い出の場所です。

しかし、休日に行くと人も多いため、さん太郎が望むようなことになるのかと不安に思い、なかなか決断できなかった父。

そんな時、この月曜日休みの機会ができたという訳です。

父は さん太郎に

さん太郎、月曜日が休みの日に海遊館に行こう

平日だから空いてるよ

と提案。

すると さん太郎も

海遊館行く行く

と大はしゃぎ。

こうして、父と さん太郎の二人による海遊館日帰り旅行が決まったのですが・・・・・

ジンベエザメを超えた未確認生物・・・・・

こうして平日休みの使い道について予定がたったので、父は会社に休暇願を提出。

特に問題なく休みを取得できることになり、後は当日を待つだけだったのです。

そんなある日、テレビを見ていると

ベノム ザ ラストダンス

の映画告知が流れます。

これを見た さん太郎は

ベノムや

と言いながら一人で興奮。

しかも

ラストダンスやって。

これがラストなんや

とベノムの映画が「最後」という印象を持ったようです。

その時は父も母も

へえ~、ベノムも終わるんや

と口にしただけなのですが、さん太郎は

ベノム見に行きたい

海遊館やめて映画館行こう

と平日休みの予定をあっさり変えると言い出したのです。

実は父、ひそかに さん太郎と行く予定だった海遊館について

男旅

と称して楽しみしていたのです。

に太郎が小さい時、に太郎と二人で京都鉄道博物館に行ったっきり、息子と二人で行動することがなかったので、久しぶりに親子水入らずで楽しもうと思っていたようです。

それがあっさりベノムという映画を見たいという要望に変わったしまい、なんというか父は肩透かしを食らったようでした。

二人で見た映画鑑賞

という事で、さん太郎が待ちに待った平日休みの日を迎えたのですが、朝から さん太郎のテンションは爆上がり。

映画の開始時間は12時過ぎだったのですが、早く行きたいのと、遅れたくないという気持ちから、

お父さん時間大丈夫⁉

まだ行かないの?

と聞いてきます。

そんなに急がなくても大丈夫だって さん太郎

等と言い聞かせながら、父はのんびり用意を済ませた後、早めに家を出発。

12時過ぎに開始ということなので、先に昼食を摂ることにし、映画館近くのサイゼリアに入ります。

本当はせっかくの平日休みだったので、もう少し違うお店でもよかったのですが、さん太郎の希望を叶える形でサイゼリアへ。

さん太郎はサイゼリアが大好きで、平日休みを迎える前から昼食はサイゼリアのピザを食べると決まっていました。

希望通り、ピザとドリンクバーを注文した訳ですが、いつもの さん太郎に比べると、明らかに食べるスピードが違います。

どうやら時間を気にしていたようで、少し食べては父に時間を確認する始末。

食べ終わると「さあ映画館へ」と言いたいところだったのですが、いち姫から頼まれていたお土産を先に購入しておくことにした父は、さん太郎に

先にお姉ちゃんにお願いされたお土産を買っておこう

と言ったところ

え!時間大丈夫なん⁉

と少し不満げな様子のさん太郎でしたが、父としては時間までには間に合うとの判断だったようで、さん太郎には申し訳ないと思いながらも先に買い物へ行ったそうです。

その時のさん太郎の歩くスピードが速かったらしく、「やればできるやん・・・・・、トレーニングも頑張ってよ・・・・・」と父は思ったそうです。

お土産を購入すれば映画館に直行。

開始時間の10分前には会場に入ったので、さん太郎も安心した様子。

ふと周りを見渡すと、さん太郎と同じような年頃の子供達が結構いたので、他の小学校でも同じような平日休みがあったのかもしれませんね。

そして、映画が始まった訳ですが、どうやら今までの続編のようで、若干父は話の内容が頭に入ってこなかったようですが、ベノムを見つくしている さん太郎にはまったく問題なかったようです。

食い入るようにスクリーンを見るさん太郎を横目に、父はいつの間にか寝落ちしてしまったようです。

父が目を覚ました時には、半分が終わったくらいだったようですが、それでも終盤の迫力あるシーンには父も大満足。

さん太郎は言うまでもなく大大満足。

普段見せない集中力を出し、映画を食い入るように見ていました。

ネタばれになるので詳しいことは控えますが、終盤のシーンは見応えがあったそうです。

そして映画が終了し、会場の外に出た二人。

さん太郎の最初の一言は

感動した・・・・・

だったそうです。

その言葉に父は驚いたそうです。

てっきり「終盤のシーンは迫力あったよね」等の感想を述べるのかと思っていたそうなのですが、意外な言葉が出てきたから驚いたそうです。

確かに、ラストのシーンは感動するシーンではあったそうです。

皆さんも是非映画館でベノムを楽しんでみてください。

 

そんな感じで、父とさん太郎の男旅は終了。

何より、さん太郎が楽しんでくれた様子なので、良かったと思う父と母。

いつまで父と二人で行動してくれますかね?

貴重な一日でした(笑)

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