正月は色々なスポーツが観戦できますよね‼
正月から高いレベルでプレーする選手の人達は、コンディションを保つのに大変だと思いますし、選手をささえるスタッフや関係者の方々も正月どころではないですよね。
昔は大変だな~と思いながらテレビを見る程度でしたが、我が家の に太郎は中学ラグビーをやっており、今までとは観戦する時の我々家族の意識も違ってきてます!
特に、高校ラグビーとなると、「もしかしたら に太郎が花園でプレーする選手になるかもしれない」等と、都合よく想像してしまう父と母。
今までは「正月早々大変だな」と思っていたことが、「正月早々羨ましい」に変わったのは否めない事実。
今日も、父と に太郎はMBSの高校ラグビー中継を見ながら興奮してしまいました。
大分東明VS常翔学園
今日はベスト8がぶつかる準々決勝。
花園ラグビー場の第一会場で4試合が予定されていました。
中継を見てても、お客さんがたくさん入っており、やはり準々決勝ともなると、すごい注目があるということがよくわかります。
最初の試合で登場したのが、大阪の常翔学園。
実はこの学校、父の実家近くにある高校で、淀川の河川敷で練習しているのを、父はよく見たことがあったようです。
昔は「大工大(だいこうだい)」と呼んでいたそうですが、校名が今の常翔学園に代わってからも、相変わらずラグビーの強豪校として頑張っている高校です。
そんな常翔学園を父も応援していたのですが、相手の大分東明もなかなかの実力。
どちらのチームも実力は均衡しており、どちらが勝つか楽しみにしていたところ、試合開始直後は常翔学園のペース。
前半早い時間帯にナンバー8がトライを奪い流れを引き寄せたかと思いましたが、そこは大分東明もそうは簡単に流れを渡しません。
すぐにワントライを奪い返します。
更に、その約4分後には右サイドを突破してトライ‼
あっと言う間に逆転してしまいました。
更に更に、その約6分後にはウイングの選手が常翔学園のディフェンスの間を突破してトライ‼
キックも決め、この時点で7対19と点差が開いてしまい、流れとしては完全に大分東明に向いてる状況でした。
しかし常翔学園もさすがです。
前半終了間際に、左サイドをウイングが駆け抜け、ワントライを返して前半を終えます。
12対19、大分東明のリードで後半スタート。
常翔学園は速攻をしかけ、開始1分で左サイドにトライをねじ込みます。
これで17対19になり、いよいよ試合の行方は分からなくなりました。
さすが準々決勝です。
選手たちのレベルも高レベルで、時折、斬新なプレーと言いますか、驚かせるプレーを見せてくれるので、画面から目が離せません。
そして、後半9分には常翔学園がボールを展開し、左サイドに逆転のトライ。
キックも決めて24対19とします。
しかし大分東明の選手はまだまだ諦めません‼
ワントライで同点、キックを決めれば逆転の点差なんですから諦める訳がありません。
後半ロスタイムにはFWを中心に突破をはかり、常翔学園ディフェンスに襲い掛かり、トライエリアまで残り1~2メートルのところまで進みます。
しかし、最後はファールをしてしまい、反撃もここまで。
常翔学園が接戦を制しました。
負けはしましたが、大分東明の破壊力、すごかったです‼
特にFWの強さには、「エグい‼」と思うシーンが多々あり、その破壊力は相当なものと思えました。
ぜひこれからも破壊力あるラグビーを続けてもらいたいです‼
東海大大阪仰星VS東福岡
次も大阪第二地区代表の東海大大阪仰星高校の試合。
相手はこれまた有名校である、東福岡高校。
東福岡高校については、昨年の探偵ナイトスクープで、亡き息子さんの意思を受け継ぎ、お母さんが東福岡ラグビー部の練習に参加したことが放送され、たくさんの方々の感動を呼び、神回とされましたよね。
素直に東福岡高校を応援といきたかったようですが、単純に父が大阪出身ということで、大阪仰星高校の応援もしたい気持ちもあり、結局どちらも応援していました。😠
試合は、開始早々、大阪仰星がトライをとり、勢いそのまま前半で合計3トライを奪う猛攻。
しかし東福岡もさすがです。
このまま終わりません。
後半になって、持ち前の展開力を発揮し、2トライを奪い返します。
残り時間で東福岡が1トライをとれば、逆転も可能状況で、両チームの意地と意地がぶつかり合います。
17対12で大阪仰星がリードの状態で後半ロスタイムに突入。
ここで東福岡が最後の勝負にでます。
ターンオーバーからバックス陣が右へ左へボールを展開。
これはもしかするともしかする‼という試合展開のなか、東福岡が痛恨のノックオン‼
そのまま、試合終了となってしまい、惜しくも東福岡は負けてしまいました。
しかし、東福岡の猛攻を冷静にしのいだ大阪仰星もさすがです‼
非常にレベルの高い試合でした。
両チームの皆さんナイスゲームをありがとうございました‼
大阪桐蔭VS桐蔭学園
第三試合は桐蔭対決⁉
桐蔭関係についてはよくわかりませんが、どちらのチームも優勝を狙えるチームであることに間違いありません。
神奈川の桐蔭学園は連覇もかかっています。
この試合は、ワントライ勝負になるのではないかと思っていたところ、試合が始まってすぐに、桐蔭学園のキックを大阪桐蔭がチャージし、そのままボールを抑え込みトライ‼
開始して1分も経過してないうちに大阪桐蔭がノーホイッスルで先制しました。
キックも決めて7対0。
そして前半3分には、大阪桐蔭の早いパス回しから、最後はフルバックがスペースにキックパスを蹴りこみ、スクラムハーフが抑え込んでトライ‼
中央付近にトライしたので、その後のキックもしっかりと決め、前半5分までに14対0。
しかし、「東の横綱」桐蔭学園も反撃にでます。
前半15分には、大阪桐蔭ゴールラインに迫り、粘って粘って16分にワントライ返し、キックも成功。
これで14対7とし、このまま前半は終了。
まだまだわからない状況です。
後半が始まると、桐蔭学園が底力を見せます。
前半よりもパス回しがスムーズに感じるくらい、動きが変わります。
桐蔭学園のFWとBKの連携が機能し、流れるような攻撃がしばらく続きます。
大阪桐蔭も低いタックルを武器にこれに応戦。
レベルの高い攻防が続きます。
しかし、後半4分には大阪桐蔭のディフェンスの間をうまく突いた桐蔭学園スタンドオフの突破により、桐蔭学園が中央にトライ、そのままキックも成功し、14対14の同点とし、試合を振り出しに戻します。
同点としたことで、桐蔭学園の勢いは更に強くなり、パスもワイドに展開するなど、一人ひとりのプレーに躍動感が出始めます。
そして、後半7分にはスタンドオフからのキックパスを受けたウイングが右サイドを駆け抜けトライ。
角度があったためキックは失敗しましたが、14対19と桐蔭学園が逆転‼
更に、後半16分にはスクラムから出たボールを、再度、スタンドオフがスペースにキックパス。
これに味方が見事反応し、ボールを抑え込んでトライ‼
キックも成功し、14対26とします。
練習試合も含めて今年度負けなしの大阪桐蔭も意地を見せますが反撃もここまで。
桐蔭対決は桐蔭学園に軍配があがりました。
試合開始から速攻でトライを挙げた大阪桐蔭、流れを掴んでこのまま行くのか⁉とも思いましたが、そこは昨年優勝校の桐蔭学園。
さすがの試合展開でした。
両チームともにナイスゲームでした‼
国学院栃木VS石見智翠館
こちらも全国常連校同士の対戦。
国学院栃木は旧伏見工の京都工学院を破り、勢いにのっています。
石見智翠館もAシードとして実力の高いチーム、このカードも見逃せません。
試合は前半4分、国学院栃木が相手陣内を攻め込み、最後はスタンドオフのロングパスを左サイドで受けたアウトサイドセンターがトライ。
国学院栃木が先制します。
角度のないところからのキックも見事成功し、これで7対0とします。
その後、両チーム規律を守りながら善戦し、前半は終了。
後半に入ると、国学院栃木が猛攻を仕掛けます。
後半17分には国学院栃木がラインアウトからモールで石見智翠館ゴールラインまで押し込み、最後は押し込んで粘りのトライ‼
キックは失敗しましたが、これで12対0とします。
石見智翠館も11番ウイングの早くて力強い突破や、15番フルバックのキックを巧みに使い、国学院栃木に攻めかかりますが、国学院栃木のディフェンスラインはなかなか崩せず、残念ながらノートライで試合終了。
結果は残念でしたが、石見智翠館の攻撃も迫力があり、あと一歩というシーンが何回かありました。
特に11番の突破は、とにかく早い‼
更に当たりも強い‼
我が家の に太郎はセンターのポジションについてますが、見習うべき選手と思いました。
両チーム、ナイスファイトでした‼
まとめ
準々決勝の結果、
常翔学園、東海大大阪仰星、桐蔭学園、国学院栃木
の4チームがベスト4に残りました。
準決勝は1月5日(日)、
国学院栃木VS桐蔭学園、東海大大阪仰星VS常翔学園
です。
東対東、西対西になってしまい、少しもったいない気もしますが、ここまでくれば西も東もありません。
悔いのないよう、最高のプレーを見せて欲しいと思います‼
に太郎も、先輩達のプレーから何かを感じ取ってほしいと思う父と母でした。
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