我が家では、長男(に太郎)、次男(さん太郎)がおりますが、に太郎はラグビー、さん太郎はタグラグビーをしています。
父が仕事を終え、早めに帰ってきた時は、お庭で二人をトレーニング成果を確認するようにしている父。
今日も二人の様子を見ようと思っていたのですが、に太郎が
さん太郎、かかっておいで
との言葉に、
うん、いいで
と さん太郎が応じたことで二人のタックル対戦が始まったんです。
体が小さな さん太郎
さん太郎は、小学生。
まだまだ小さな体で、これから大きくなっていくとは思うんですが、お菓子系は好きで食べますが、肝心のご飯をあまり食べません。
ご飯の時、小食なさん太郎に比べて、に太郎はどんぶり茶碗でご飯を食べています。
もう少し さん太郎がご飯を食べてくれたらな~と思う父と母ですが、本人はあまり気にしていない様子。
成長過程の に太郎
一方、に太郎は中学生でラグビーをやっています。
でも小学生時代は さん太郎と同じくタグラグビーをやっていました。
タグラグビーはラグビーの安全版みたいなスポーツで、簡単に言うと、タックルがありません。
タグラグビー出身の に太郎が、ラグビーを始めて最初にぶつかったのが、このタックルでした。
最初は突進してくる相手が怖いのか、タックルに行けない に太郎に、父は厳しく指導します。
そこから始まったのが、自宅でのタックル練習でした。
とにかくタックルに慣れることが大事と考えた父は、帰宅時間が早い時は、コンタクトバッグを持ち、に太郎のタックルを受け続けます。
そんな事を春から続けているうち、に太郎のタックルも様になってきたという訳です。
↓に太郎のタックル練習に関するブログはこちら↓
少しずつですが、試合でも に太郎がタックルに行く姿が見え始め、タグラグビーから脱却できてきたと感じ始めました。
打倒‼に太郎
父と、に太郎がタックル練習をしている時、父はさん太郎にもお庭に出るよう指示してます。
さん太郎はタグラグビーなので、タックルの練習は不要ですが、パスの練習やステップの練習はできるため、お庭に出て一緒に練習するよう言っているようです。
そして、父と に太郎がタックル練習の休憩をしている時です。
さん太郎が
タックルやってみたい
と言うので、父がコンタクトバッグを構えようとしたところ、に太郎が
受けてあげる
さん太郎、かかっておいで
と言って、父からコンタクトバッグを預かり、タックルを受ける姿勢を摂り始めたそうです。
そんな二人を見ていた父。
おそらく、に太郎もこれまでにコーチ陣から色々な指導を受けてきており、その指導について さん太郎に教えることによって、アウトプットし、更に教えを明確に記憶しようとしている、といい様に考えた父。
ただ単に、まだまだ力の弱い さん太郎をいたぶろうとしているだけと思うのですが・・・・・。
という訳で突然始まった、に太郎VSさn太郎のタックル対決。
さん太郎は助走を多めに取り、一気にスタートを切ります。
に太郎はラグビースクールで普段からやっている、腰を落としてコンタクトバッグを構えます。
さん太郎は に太郎が構えるコンタクトバッグに勢いよくぶつかります。
バンッ‼
という大きな音がなり、見ていた父も
おっ‼さん太郎もいい当たりする‼
と思ったそうですが、その音がなってから、二人の位置はまったく変わらず、ピクリとも動きません。
さん太郎も力を入れて押し込んでる様子なのですが、腰を落としてコンタクトバッグを構えている に太郎は全然動じません。
というか、少しは手を抜けとも思ったのですが、そこはやはり兄貴のプライドなんでしょうか・・・・・。
二人が動かないと思いきや、徐々に に太郎が前に出始め、さん太郎は押し切られてしまいました。
わかってはいましたが今回は に太郎の勝ちとなりました(~ ̄▽ ̄)~
でも、負けて当然の さん太郎でしたが、その表情は悔しそうでした。
タックル対決が終われば、二人でパス練習をし、今回の練習は終了です。
その後は、待ちに待った夕食。
に太郎はどんぶり茶碗にご飯をたっぷり入れ、さん太郎は普通の茶碗に少しだけのご飯・・・・・。
「さん太郎、それではお兄ちゃんには勝てないよ」と心の中で思う、父と母でした。
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