夏休み期間も終盤。
今年は子ども達それぞれの予定が合わない様子で、家族旅行は諦めていました。
子どもが成長していく姿はうれしいのですが、皆それぞれ立場もあり忙しいようで。
そんな状況なので、私も旦那さんも今年の旅行を諦めていたのですが、急遽、長女のスケジュールに空きができ、その日に旦那さんの仕事も休みが取れることになったため、家族旅行をすることに‼
時間刻みの空いた時間のため、海外や遠出はしんどい💦
今回利用させてもらったのは、兵庫県赤穂市にある「潮彩きらら祥吉」さんです。
思い入れが強い赤穂温泉
今回利用した「潮彩きらら祥吉」さんは、我が家としては3回目の宿泊です。
一番最初に利用させてもらった時、長女は幼稚園、長男は幼児で、二男はまだ私のお腹の中にいたころです。
当時、旦那さんの仕事が忙しく、旅行の予定も立てれなかったし、私の体調も考慮しなければなら時でした。
そんな時見つけたのが赤穂温泉。
兵庫県と言えば有馬温泉や城崎温泉が有名でしが、赤穂にも温泉があることを知りませんでした。
穴場と言える赤穂温泉でしたが、旦那さんの仕事が急に落ち着いたので、ダメ元で予約すべく探した宿泊施設がこの「潮彩きらら祥吉」さんでした。
利用したところ、温泉は海に面した位置にあり、旦那さんも子ども達も大喜び。
そして何より、料理に力を入れているようで、食べてみたところ大変美味しく、皆で喜んで晩御飯をいただいたことを思い出します。
それからも宿泊や日帰り温泉で利用させてもらっていました。
最初の宿泊から10年以上が経った今、同じようにみんなの予定が急に空いたことから、ダメ元で空き状況を確認すると、予約することができたという運びです。
変わらぬ外観と内装
景色に癒されながらいただくウエルカムドリンク
久しぶりの祥吉さん。
長女はなんとなく記憶に残っているらしく、建物をみてすぐに気づいたようです。
入り口にある「祥吉」の看板を懐かしく思いながら通過し中に入ると、変わらぬロビーと奥に見える瀬戸内海の海。
旦那さんも「懐かしいなぁ~」とポロリ。
チェックインを済ますと、ロビーでウエルカムドリングとお茶請けをいただきました。
このサービスも昔と変わらずでしたね。ウエルカムドリンクをいただいている間に、従業員の方が荷物を部屋まで運んでくれたのですが、相変わらず素晴らしい対応で、アンケートがあれば接客態度は「大変良い」に丸印をするところです。
敷地内にあるプールでのひと遊び
この日、あまりにも楽しみにしていたのか、早めに家を出てしまい、祥吉さんについた時間はチェックインまで1時間も早い時間でした。
必要書類に記入し、チェックインはできましたが、お部屋の案内はもうしばらく待つ必要がありました。
ですがこれも計算づくです。
お部屋に入る前、祥吉さんの敷地内にあるプールで遊ぶのが我が家の定番なのです。
この日も長男と二男はプールに入る気満々で水着を用意していました。
大浴場の脱衣場で着替えをすませた二人は、早速プールに入ります。
特に滑り台等の設備はなく、水がはってあるだけのプールですが、浮き輪があれば十分です。
二人で浮き輪に乗って遊んだり、それに飽きたら二人で絡み合って力のある長男が、まだ体の小さな二男を持ち上げて投げ飛ばす等して遊んでいました。
二人もケタケタ笑って楽しそうでした。
私と旦那さんと長女はプールサイドの日陰で二人の様子をみていました。
初めてきた時は、旦那さんもプールに入り、まだ小さかった長女と長男を抱っこしてプールに入ってました。
月日の経過は残酷なもので、旦那さんの体もふくよかになり、裸で人前に出ることも厳しい状況ですから仕方ないですかね。
旦那さんもプールで遊ぶ二人を見て「大きくなったな~」とぼそり。
旦那さんも違う意味で大きくなってるんですけどね。
お部屋への案内
プール遊びをしていると、お部屋に入れる時間が来ました。
私達は従業員さんの案内を受けお部屋に移動。
少し年月の経過を感じましたが、掃除は行き届いており、相変わらず綺麗なお部屋でした。
担当の従業員さんから丁寧な説明を受けたのですが、後ろにもう一人従業員さんがおられました。
新人さんと思われる方はおそらく外国の方でしたが、一生懸命な姿勢が見てわかりましたし、お辞儀も大変丁寧で立派でした。
ホテル業の仕事は大変と聞いたことがあります。
働き手の事を考えれば、ホテル業界でも外国人の方の力は必要なのかもしれませんね。
こちらの対応をしっかりしながら、新人の方に指導する様子も立派でしたし、その指導を受ける新人さんの姿勢も立派に思いました。
お部屋の案内が終わるとしばらくの間はくつろぎタイム。
今回のお借りしたお部屋にはマッサージチェアが置かれているため、旦那さんも日頃のコリをほぐしてもらおうと思っていたようですが、一番最初にマッサージチェアを利用したのは長男。
数日前もラグビーの練習で体を酷使していたので、旦那さんは何も言わず長男にマッサージチェアを譲っていました。
長男もマッサージチェアは初めて使うようで、なんかよくわからん声を出していましたが、気持ちよかったそうで何よりです。
食事前にまずお風呂
祥吉さんには「爽天の湯」と「蒼海の湯」の二つがあり、時間帯によって男湯と女湯に別れています。
初めて祥吉さんを利用した時、「爽天の湯」はありませんでした。
2回目に利用させてもらった時「爽天の湯」が新しくできたばかりの時でした。
この日は男性が「爽天の湯」で女性が「蒼海の湯」だったので、性別別れて入浴。
ちなみに祥吉さんでは貸切で利用できる家族風呂もあるので、家族で入りたい方はぜひ利用してもらったらと思います。
初めて祥吉さんを利用した時、私が妊娠中というこもあり家族風呂を予約したのですが、家族風呂の脱衣場兼くつろぎ場にウエルカムワインが置かれており、旦那さんが一人で美味しそうに飲んでいました。
お風呂もプライバシーを守りながらも海に面して解放感のあるお風呂でしたし、カニさんがいたことで、小さかった長女が喜んでいたシーンを思い出します。
家族風呂もお勧めですよ。
お風呂については写真撮影も禁止なので、是非足を運んで楽しんでもらいたいのですが、私達の感想を言うなら、海に面しているため解放的で最高‼
二男なんかは脱衣場から「爽天の湯」の扉を開けた瞬間「うわ~」と大きな声を出していたようです。
どうやら初めて経験する解放感だったようです(笑)
自慢の料理を堪能
お風呂が終わるといよいよ楽しみの晩御飯。
祥吉さんのご飯は本当に美味しいんです。
この日私達が予約した料理は「鱧」。
他にも海の幸がたくさん出てくるので楽しみでした。
お品書きを書くと
- 食前酒 柚子ワイン
- 前菜 旬魚焼浸し
- 造り 鱧焼霜 蛸低温調理 他海老
- 台の物 蒸し鮑 肝フォンデュ
- 揚物 旬魚と夏野菜天婦羅 抹茶潮
- 追肴 鱧と蛸の絡み合いしゃぶしゃぶ
- 食事 焼穴子佃煮茶漬け 番の物
- デザ‐ト ショコラムースぶどうジュレ バナナアイス塩味饅頭きな粉味
でした。
最初の食前酒である柚子ワインからめっちゃおいしく、それから続く魚メインのコース料理は最高でした。
旦那さんも久しぶりに飲んだお酒も手伝って饒舌に。
長男のラグビーについて、なんか語ってました。
そんな旦那さんの話を適当に聞きながら、子ども達や私は、鮑を肝フォンデュや、メインの鱧しゃぶを堪能。
子ども達も鱧のしゃぶしゃぶなんて初めて食べるので、美味しい美味しいを連呼してましたね。
この日は大食いの長男も、量ではなく料理の質を楽しんでいました。
晩御飯を楽しんだ後はロビーでコーヒ等をいただくことに。
ホテルや旅館の夜のロビーで落ち着きのある雰囲気を作ってくれます。
この雰囲気で飲むコーヒーが格別です。
ちなみに子ども達はロビーにあった、昔ながらのファミリーコンピュータで遊んでいました。
いつの間にか旦那さんも「懐かしい懐かしい」と言いながら参戦してました(笑)
部屋に戻ると、お布団が敷いてあり、枕元にはホットアイマスクが置かれてありました。一つ一つに、「明日もいい日でありますように」など、5人分みんな違う一言が書かれてありました。
祥吉さんは、そんな何気ないおもてなしがたくさんあり、本当に気持ちよく泊まれるお宿だとおもいます。
そして、再びお風呂へ。
お風呂から上がると旦那さんは酔っていたこともあり、すぐ就寝。
テンピュールの布団でふかふかだったので、私も子ども達も比較的に早くに寝てしまいました。
最後の楽しみは朝食
朝になって外を見てみると、朝日に照らされキラキラ光る海。
やっぱり海って果てしなく雄大で爽快ですよね。
みんなが目を覚ましたところで朝風呂へ。
日が変わったので、男女のお風呂が入れ替わり、男性が「蒼海の湯」、女性が「爽天の湯」に。
海を眺めながらの朝風呂。
最高でした。
お風呂について写真をあげることはできませんが、祥吉さんのホームページだと詳しく紹介されているので見てくださいね。
そして最後のお楽しみ、朝食の時間です。
ホテルや旅館の朝食って美味しいですよね。
その朝食を祥吉で食べるということで、旦那さんのテンションも高い。
基本的に旦那さんは旅行にいった時、朝食で出るご飯を何杯もお替りするくらい、ホテル・旅館の朝食が大好きです。
とにかくご飯のお供が多いので、自然とご飯も進んでしまうようですね。
そして朝食会場に向かうと、期待を裏切らない料理がテーブルに並んでます。
早速、みんなで美味しくいただきました。
旦那さんも長男もご飯をおかわりしまくるので少し恥ずかしかったです・・・・・。
また利用したい旅館「潮彩きらら祥吉」
あっと言う間に時間が過ぎてしまい祥吉さんから出発することに。
本当はチェックアウトの時間までのんびりしたかったのですが、この日は長女に予定があったので早めの出発でした。
支払いを済ませて祥吉さんを出る際、我が家恒例の家族写真を取ることに。
従業員さんに写真撮影を依頼し、祥吉さんの看板の前で家族5人並んでハイチーズ。
撮影が済めばいよいよ出発です。
車で祥吉さんの駐車場を出る時、撮影してくれた従業員の方が見えなくなるまで手を振ってくれていました。
短い時間でしたが、祥吉さん、やはり最高でした。
我が家にとって、とても思い出深い旅館。
改めてそう思わせてくれました。
また利用したいと思いますし、子ども達が巣立った後、夫婦でのんびり利用できたらなと思ってます。
老夫婦二人で祥吉さんを訪れ、子ども達との思い出話をしながら、美味しいご飯を食べたいなと思います。
祥吉さん、ひと夏の思い出をありがとうございました‼
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