スポーツメンタルトレーナー旦那(勉強中)

心を燃やす トレーニング

スポーツメンタルトレーナーという民間資格に挑戦中の父。
毎日毎日トレーニング等に頑張る長男の役に立てることはないかと考えるも、体力的に厳しいと感じた父が選んだ道がスポーツメンタルトレーナーでした。
現在も勉強中ですが、二男が所属しているタグラグビーチームのパパコーチでもある父は、二男と同じ小学生のプレーを見ながら、実践的に勉強できると言っています。
ある日、二男のタグラグビーチームが全国の強豪チームと交流戦をする機会があったのですが、その日、旦那さんがこぼした言葉は「メンタルトレーナーとして一言いうと、あれでも駄目だ・・・・・。」というものでした。
メンタルトレーナーの試験にも通っていないのに何があった⁉

圧倒的な差

二男のタグラグビーチームは全国大会出場経験が1回だけあります。
長男が小学6年生の時に全国大会に出場したのですが、あの時は足が速かったり、パスが上手かったり、タグ取りが上手かったりと優秀な個性が集まって勝ち取った全国出場でした。
そんなメンバーが卒業してからは、勢いが衰えます。
体力や能力の問題というより、なんとなくメンバーのやる気が伝わってこないのです。
「楽しくできたらいいわ~」てな感じで練習しているためか、練習中に遊びだしたり、おしゃべりしだしたり、といった感じです。
コーチと保護者の確執も表面化し、間を取り持つ形で旦那さんが駆り出され、パパコーチになった訳ですが。
時間をかけて、なんとか「全国大会」という意識をもって練習できるチームにはなってきたのです。
そして、全国大会前の前哨戦的に、全国的に有名なチームがたくさん集まる交流大会に出場した二男のタグラグビーチームでしたが、練習の成果を発揮することなく、大量得点を奪われ負けてしまう試合が多かったのです。

フラストレーションが溜まったコーチ陣・・・・・。

そんなチームの様子を見て、コーチ陣の様子も変わってきます。
最初は落ち着いて観戦していたコーチ達も、点を奪われる度に、穏やかの様子を無くしていき、とうとう試合中の子ども達に大声で指示しだします。
「大声での指示」ならまだよかったのですが、次第に感情的に指示しだします。
この時点で旦那さんは「あれでは駄目だ」と思ったようです。

男泣き

自主性を奪う外的コントロール

注意や指示されないと行動しない人と、積極的に自分から行動する人。
どちらがいいでしょうか?
もちろん答えは後者である「積極的に自分から行動する人」です。
誰でもわかる簡単な答えです。
しかし、どちらかと言えば「注意や指示されないと行動しない人」の方が多いように感じます。
育児の時に心当たりないですか?
「なんでこんな簡単なことができないの?」と批判したり、「いうこと聞かないんだったらスマホ取り上げるよ」と言って罰したり、「これをやってくれたらジュース買ってあげる」と褒美でつったり。
これってメンタルトレーナーを勉強中の旦那さんが言うには「主体性を養う機会をもらっていない」ということなんだそうです。
どういうことかというと、子どもの頃から外的コントロールを受けた人は、自分から動いている訳ではないので、誰も見ていないところではその行動は続かないそうです。
それだけではなく、外的コントロールを続けると、信頼関係も崩れるようです。
外的コントロールについて具体的にいうと

  • ガミガミ言う
  • 文句を言う
  • 責任を追及する
  • 批判する
  • 脅す
  • 罰を与える
  • 褒美や物でつる

等があるそうです。
この外的コントロールの特徴は、相手が早く言う事を聞いてくれるような気がするので、上に書いたことを使うことが多いようですが、結局これは自分から行動を起こしていないので続かないのだそう。

そういえば、「1試合に3トライとったらアイス買ってあげる」といったセリフを聞いたことありますが、これって外的コントロールだったんですね・・・・・。
その他にも脅すように迫る指導者も見たことありますが、これっていけない指導だったんです。

支援型アプローチで主体性を養う

ではどんな指導がいいのか、メンタルトレーナー的に言うと支援型アプローチという方法がいいみたい。
子ども達が自分から行動するには、行動したくなるような働きかけが必要なようで、本人達にとって価値ある未来の映像を描けるような言葉がけがいいようです。
具体的にいうと

  • 子どもを信頼する
  • 話をしっかり聞いてあげる
  • 思いやりを示す
  • 勇気づける
  • 支えて応援する
  • 貢献する
  • 実現できると信じて見守

というもののようです。
子ども達が望んでいる目標が具体的に描けたときに、実現したい気持ちが高まって自ら行動するという仕組み。

決心する

夢の実現を支援するように、信頼して、話をよく聞き、必要な助言をして、ときには勇気づけていく支援型アプローチが大切と旦那さんはいいます。

まとめ

どうも二男が所属するタグラグビーチームはコーチ陣が感情的になって外的コントロールをしているようですが、確かに子ども達は動揺しているようにも見えます。
スポーツメンタルトレーナーの仕事は、選手のためだけではなく、指導者に対する支援も含まれるため、なんとかしたいと旦那さんは言ってます。
そのためにも、スポーツメンタルトレーナーの資格取得が急がれます💦

 

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