40.1度 その2

こんばんは

今回は「に太郎」が二つ目の病院に向かうところから書かせてもらいます

この夜二つ目の病院

一つ目の病院での診察を終えた父と母でしたが、その内容に納得することはできませんでした

そこで、一つ目の病院である「夜間急病センター」の敷地に止めた車の中から、これから向かうことになる病院に電話をかけ「に太郎」の診察をお願いしました

二つ目の病院に電話をした時、対応してくれた女性の看護士さんは大変丁寧で、それでいて質問も適格だったと思います

電話は父がしたのですが、これまでの経緯についてスラスラ話すことができました。

そして話を終えた後、

先生に確認するので、しばらくお待ちください

と言って、電話は保留になりました

父は「またか、また待たされるのか」と思ったようですが、その予想は外れ、保留はすぐに終わり、先ほど説明した看護士さんが電話口に戻り

先生が診察すると言われています

すぐこちらにむかってください

と言ってくれたのです

私達はすぐに二つ目の病院に向かいました

病院につくと、連絡を受けていたのか守衛の警備員さんが、速やかに案内してくれ、受付を済ませたと思うと、すぐに診察室に案内してくれました

診察をしてくれた先生は女性の方で若く見えましたが、ゆっくりとした口調で、色々な可能性を一つ一つ確認するように細かく問診をしてくれました

そのうえ、胸の音を聞いてくれたり、首にあるリンパ部を触診してくれたのです

ごく当たり前のような手順かもしれませんが、「しっかり見てくれている」と思えました

この日、ここまで見てくれる先生はいなかったからです

その後、血液検査をするために採血をして、検査結果が出るまでの間に、レントゲンも撮ることになり、撮影室まで向かうよう案内されました

肺炎の可能性を排斥するためだと思います

そして、血液検査、レントゲン結果が出て、再び診察室へ

こんどは指導医と思われる男性の先生も同席してくれ、血液検査の結果、レントゲンの結果、問診・触診の結果を踏まえた結果、「なんらかの細菌感染ではないか」という話をしてくれたのです

白血球の数が異常値を示していた上、炎症反応もあったため、細菌感染の疑いが強いという判断が出ました

結果、抗生物質の処方を受けれると思ったのですが、現状、細菌の種別がわからないため抗生物質の処方はできないとのことで、やはり休み明け、早急に血液検査の結果を持って地元の小児科にかかるようすすめられました

細菌感染であるば抗生物質の処方をしてほしいところだったのですが、重大な病気ではないとわかり安心したことは今でも覚えています

二つ目の病院の対応には感謝しています

そして小児科へ

その後の「に太郎」ですが、翌日も発熱は続いたものの、40度まであがることはなく、三連休が終わるころには37度台の熱に落ち着いていました。

そして連休明け、母が「に太郎」を地元の小児科に連れて行き、再び血液検査を行ったところ、すぐに結果がでて、やはり細菌感染という診断結果になり、ここでやっと抗生物質の処方を受けることができました

抗生剤を処方された「に太郎」ですが・・・・・、どんどん容体は良くなっていき

 あっという間に平熱まで下がっていきました‼

終わってみれば、大したことではなかったのですが、原因がわからず、先行きが不安だった父と母は、大変な三連休でした

おそらく、病院の先生方も今回の結末についてある程度推測していたのかもしれませんが、もう少し患者に寄り添った対応について考えてもらえたらなと思う父と母でした

ということで、現在、「に太郎」はピンピンしています

「に太郎」は昨日から学校にも行き始め、今日は「さん太郎」が所属し、自身もお世話になったタグラグビーチームの練習に参加して、体を慣らしました

明日からはラグビースクールに行き、本格的に練習を再開します

今の時代、病院も色々な責任問題の発生を恐れ、慎重な対応をとると思うのですが、その慎重な対応が我々一般人には「冷たい対応」に感じる時が多々あると思います

でも今思えば、最初の血液検査結果で、重篤な結果が出ているのであれば病院側の対応も違っていたと思います

できる限りの検査を行い、その結果を見た医師からの説明に耳を傾け、医師の毅然とした態度を見て、こちらも冷静になる必要があるなと感じたのでした

最後まで読んでいただきありがとうございました

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