2024年の最後の日となりました。
今日、我が家では家族そろって近くのカフェに行き、モーニングでほっこり。
その後、残った掃除をしたかったのですが、父も母も体が重くて積極的になれません。
年末、いち姫を除く4人がインフルエンザに罹患したことは、先のブログにも書いたとおり。
その後、父も仕事に復帰し、母も家の掃除をするのですが、少し動くだけで、しんどくなってしまいます。
コロナの時も後遺症のことが取りざたされていましたが、インフルエンザでも同じことが言えるのでしょうかね?
とにかく、父も母も に太郎も咳が止まりません・・・・・。
いつまでもインフルエンザの存在に苦しめられている気がします。
我が家では毎年、大晦日のお昼過ぎに、近くのお寺に行き、除夜の鐘を突くことを恒例としているのですが、今年はそんな感じで気分がのりません・・・・・。
しかし、そんな時こそ行くべきと思った父と母。
家族で除夜の鐘を突き行くことにしました。
初めてのモーニング?
に太郎のやきもち
今年最後の日ということもあり、我が家では朝から特別感が漂っていました。
といいますか、大晦日の朝には、家族みんなでモーニングに行くことを決めていたのです。
ことの発端は に太郎のやきもちでした。
数日前の話になります。
インフルエンザのパンデミックも落ち着き、我が家では日常を取り戻そうとしていました。
その日は日曜日。
我が家の予定で、この日外出することになっているは、いち姫とに太郎の二人だけでした。
いつもどおり、朝から母も二人に朝食を食べさせると、父が、まずいち姫を最寄り駅まで送り、それから帰ると、今度はに太郎を練習場所まで送り込みます。
に太郎を送り込んだ父が帰ってきた時、まだ誰も朝ごはんを食べていませんでした。
いち姫とに太郎の朝ごはんを準備した母は、その時点で体が重くなってしまったのです。
おそらくインフルエンザの影響が少なからず残っているとしか思えませんでした。
そんな時、父が
久しぶりにモーニングでも食べに行くか
と提案してきたのです。
この時、家にいた さん太郎は
モーニングって何⁉
と明らかに興味をもった感じ。
さっそく、父母さん太郎の3人でカフェに行きます。
そのカフェは家から車で少しの場所にあるのですが、オシャレなお店で、昔ながらの喫茶店の雰囲気を残しつつも、外からの光をいっぱい取り入れたりしたお店で、朝から行くには最高の環境と思えるお店です。
さっそく席に着くと、父と母はモーニングを注文するのですが、その注文に さん太郎は不思議な様子。
モーニングと言えば、好きな飲み物のみの料金で、パンやサラダが付いてくる、お得なサービスセットですよね。
注文の仕方が、飲み物重視の注文になっていたようで、初めてモーニングを注文する さん太郎には不思議に思ったのかしれませんね。
父と母はコーヒーを注文したのですが、さん太郎は朝からクリームソーダーを注文。
クリームソーダーを注文したのに、トーストやサラダ、ゆで卵が出てきたので、一人興奮気味でした。
少し父の昔話を書きます。
父が少年だったころ、同じように、日曜日の朝、出かけようとした父(祖父)に対して
お父さん、どこ行くの⁉
と声をかけると、その時の回答が
モーニングや。
お前もくるか?
というものだったので、手をつなぎワクワクしながら喫茶店に行き、モーニングセットを食べたそうです。
パンだけでなく、サラダやゆで卵がのったワンプレートのお皿を初めて見て、大変豪華に見えたそうで、今でもその時に見たモーニングを覚えているようです。
父の実家に帰った時、父はよく実家付近の散歩をするのですが、モーニングを初めて食べた喫茶店はつぶれてなくなっているようです・・・・・。
それだけなく、よくお世話になった定食屋さんやスーパーマーケットもなくなっており、「さみしいな~、あの時にはこれっぽちも思わなかったけど、街の風景写真を撮っておけばよかった。記憶も薄れていくしね・・・・・。」と少し寂しそうに呟いていました。
話を現代に戻します。
問題はここからです。
初めてのモーニングを食べたさん太郎は、朝からご機嫌。
そのご機嫌は昼過ぎまで続いたのですが、に太郎がクタクタになってラグビーの練習から帰ってきた時、さん太郎はご丁寧に
に太郎‼今日モーニング行ってきてん‼
と言います。
するとに太郎も
なになに⁉なんなんモーニングって⁉
と食いつきます。
こうなると、に太郎は「モーニング」という言葉が気になって仕方がありません。
仕方なく父はに太郎にモーニングについて説明し、その日、3人でモーニングを食べに行ったことを話します。
それを聞いたに太郎
いいなぁ、さん太郎だけ・・・・・。
と明らかに気分を悪くした様子。
確かに、その日、に太郎はラグビーの練習に行っており、一人頑張って体を動かしています。
さん太郎の事を羨ましく思うのは当然のことだと思います。
少しに太郎がかわいそうに思ったのか、父は
よし、今度は家族でモーニングを食べに行こう
と言い、年内にもう一度だけモーニングを食べに行くことになったという訳です。
その日が大晦日でした。
念願のモーニング
大晦日にモーニングを食べに行くことを決めていた我が家。
いつもなら、休日の朝の行動開始は遅いのですが、この日は皆、順調に起きてきます。
若干、棚から牡丹餅状態のいち姫も、少し楽しみにしていたのか、早めに起きて準備をしてくれていました。
そして、いよいよカフェへ。
通された席は、中庭に面した感じのいい場所で、朝から気持ちのいい思いができました。
今年最後ということもあり、すこーしだけ贅沢なモーニングセットを注文。
そしてテーブルに並んだモーニングを見たに太郎も満足気の表情。
セットでついていたフワフワなオムレツを美味しい美味しいと言いながら、サンドイッチを食べていました。
いち姫も紅茶を注文し、朝から優雅な気分になってる感じでした。知らんけど。
我が家ではこれまでもたまにモーニングはしていたのですが、ほとんどが朝マックでした。
しかし、たまにはカフェのモーニングにもいかないといけませんね( ´艸`)
やはり席についた時の安心感と言いますか「ホッ」とします。
そして店内を流れる音楽が、更にリラックスをもたらしてくれます。
コーヒーや料理の味も美味しい。
今年最後の朝食、最高でした!
昼なのに除夜の鐘
除夜の鐘の前に
美味しいモーニングを食べた後は、少し買い出しへ。
大晦日の夜は、年越しそばを食べることは定番ですが、我が家ではお刺身やオードブルを買って、大晦日特番テレビを見ながら、ゆっくり年を越すことにしています。
そいうことで、この日もイオンさんにて、気分が盛り上がるお惣菜を買い、それが終われば、各人が気になるお店に行って買い物をし、ゆっくり過ごしました。
帰ったのはお昼前だったのですが、ここで父と母の体がグンっと重くなります。
なんて説明したらいいのか、とにかく長い時間動くと疲れるんですよ・・・・・。
ということで、父と母はリビングにて横になってしまいます。
こうなると、なかなか起き上がることが出来なくなるのが人間のサガ。
我が家の毎年恒例の除夜の鐘が問題になってきます・・・・・。
ゲン担ぎの除夜の鐘
除夜の鐘の由来ですが、日本では禅寺で鎌倉時代以降にこれに倣って朝夕に鐘が撞かれたが、室町時代には大晦日から元旦にかけての除夜に欠かせない行事になったようです。
禅寺では年の変わり目に鬼門(北東方向)からの邪気を払うために行われていたみたいですね。
となると除夜の鐘は、まさに年が変わる時間帯に突くほうがいいのかもしれませんが、我が家では、「大晦日から元日にかけて」という言葉を長いスパンと解釈して、毎年大晦日の午後に除夜の鐘を突くようにしている訳です。
といいますか、いつもお世話になっているお寺さんが、昼から子どもクジなどのイベントも開催してくれるので、その時に除夜の鐘を突かせてもらっているという訳です。
今年も恒例の除夜の鐘を突くに行く予定だったのですが、今年は少し違いました。
父と母のモチベーションが低いことです。
正直言いますと、「今年はいいかな・・・・・。」と思っていました。
しかし、上にも書いたとおり、除夜の鐘には邪気を払う意味もあります。
今後もし、家族内で嫌に思うようなことが発生すれば、年末に除夜の鐘を突きにいかなかったことを後悔してしまうかもしれません。
そうです。
後悔とは、行動しなかったことですることが多いのです。
行動した結果、後悔することもないことはないかも知れませんが、行動せず後悔することは多々あります。
ですから、我が家でも今年も除夜の鐘を突き、邪気を払いに行くことにしたのです。
それぞれが突いた除夜の鐘
家族で車に乗り込み、いざお寺へ向かいました。
お寺に向かうと、毎年聞こえていた、子ども達の元気な声が聞こえません。
あれ?今年は除夜の鐘やってないの?
なんか静かやけど
いやいや。
今年もあるって聞いたよ!
などと、境内の敷地に止めた車の中で話していると、ゴ~ンという大きな声が聞こえます。
この音が聞こえたことで、今年もいつも通り除夜の鐘は突けると思った父と母。
車から降りると住職さんが迎え入れてくれました。
まずは本堂に行って、今年一年のお礼を伝えるため手を合わせたます。
それが終わって本堂から出ると、お供えのお下がりとして、1人1個のカップ麺をくださりました。
そして、子ども達は子どもクジを引いてお菓子や玩具をもらうのが、毎年恒例です。
そして最後に除夜の鐘。
皆それぞれの想いを抱き、綱を持って鐘を突きます。
突きの強さについては、強い方がいいのか弱い方がいいのかわかりませんが、毎年、父は思いっきり綱を引き、勢いよく杭を鐘に打ち付けます。
ゴ~ン
と大きい音が鳴ったことで父は満足げ。
その後は私達の写真撮影に徹してました。
次に音が大きかったのは、やはりに太郎。
ありがたいことに、に太郎は年々、体が大きくなっています。
間違いなく力もついてきているので、大きな音を出していました。
母、いち姫、さん太郎も順番に除夜の鐘を鳴らし、今年も無事終了。
邪気を払うと言いますが、あんな大きな音がなれば、邪気も嫌がってどこかに行くかもしれませんね。
まとめ
こんな感じで我が家の大晦日は過ぎていきました。
これで終わればいいのですが、母はお節料理作りを頑張っています。
子ども達が手伝ってくれるので、合間を見て少しずつこのブログも書くことができました。
またお節作りのブログなんかも書けたらいいなと思ってます。
皆さんは今年一年いかがでしたか?
いいこともあれば悪いこともあったのではないでしょうか?
我が家で言うと、今年一年は序盤に怒涛のようにイベントがありました。
に太郎、タグラグビー近畿大会準優勝→全国大会出場決定。
いち姫、高校受験→志望校合格。
に太郎、タグラグビー全国大会→家族で埼玉熊谷ラグビー場まで応援旅行。
いち姫、中学校卒業。
に太郎、小学校卒業。
いち姫、高校入学。
に太郎、中学校入学。
に太郎、ラグビースクール入学。
と、特に1月から4月までがイベントばかりで、忙しくもあり、たくさんの思い出を作れた1年となりました。
来年はどんな一年になるのか、今から楽しみです。
皆さんも年の瀬を迎え気ぜわしい毎日かと存じますが、お健やかに過ごしていただけるとうれしいです。
新年も何とぞよろしくお願いいたします。
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